大学3年の夏にやるべきこと其の2「ESの骨子を作る①」【就活心得集】
こんにちは、アキです。
大学三年生の夏にやっておくと後々助かるのが「ESの骨子を作る」ことです。
なぜなら、本選考が始まりだす12月以降は毎日大量のエントリーシートを書く必要があり、そこで初めてエントリーシートの内容を考えるのはかなり大変だからです。
1.エントリーシート(ES)の概要
エントリーシート(ES)は、企業の選考を受けるための最初の関門になります。現在多くの企業でエントリーシートを用いた入社候補者の選抜が行われています。
一部の企業ではエントリーシートの提出を課さない場合もありますが、エントリーシートを一度も書かずに就活を終えることはほぼないでしょう。
一般的に、企業ごとのエントリーシート通過率は50から40%に設定されているようです。およそ半分の就活生が面接に進むことなく不採用となってしまうわけですね。
この数字を見た読者の皆さんは、「通るエントリーシート」を書くことの大切さがわかってもらえると思います。
ちなみに筆者は、エントリーシートの通過率9割を超えていたので、筆者の実践していたコツをお話ししたいと思います。
まず本記事では、エントリーシート設問の種類にフォーカスしていきます。
エントリーシートの設問は、大きく分けて三つあります。
2.設問①「学生時代のあなたのことを聞く」
一つ目が「学生時代のあなたのことを聞く」設問です。
この場合は、
- 学生時代頑張ったこと。
- 他者と協業して達成した経験。
- 自分を成長させた経験。
- 自分で行動して結果を残した経験。
- 一番苦労した経験と、それを乗り越えた方法。
- 学業で力を入れたこと。
- 自身の強み・弱み。
- 自己PR。
などの設問が挙げられます。これらの質問は、どの企業を受けても必ず書くことになる項目です。
また、面接でも同じような質問は何回となく受けることになります。そして、これらの設問は、聞かれ方さえ違うものの、コアな部分では同じことを聞いている設問だといえます。
つまり、「学生時代のあなたのことを聞く」設問に対して、今のうちから骨子を作っておくことで、後々のエントリーシートでも臨機応変に対応できるのです。
3.設問②「志望動機、志望度を問う」
二つ目は、「志望動機、志望度を問う」設問です。
このタイプの設問を知るために、まずは実際の出題例を見てみましょう。
- 〇〇社の一員として、顧客や社会にどのように貢献したいか。
- 希望職種を選択した理由。
- 〇〇社で何を実現したいか。
- 〇〇社を志望した理由。
- 自分にとって〇〇業界とは何か、〇〇業界の将来をどう考えているか。
上記の設問では、志望業界や、企業、そして職種の志望動機が聞かれていることがわかります。
自分のやりたいことと、その企業がやっていることを結び付けて相手に伝えるためには業界研究・企業研究を進めることが非常に大事になってきます。
4.設問③「論理的思考力や、企画力、クリエイティビティを測る」
三つめは、「論理的思考力や、企画力、クリエイティビティを測る」設問です。
この設問を出してくる企業は多くはありませんが、外資系企業や、ベンチャー企業では枠にはまらない設問も目にします。
また、このタイプの設問は、あなたのセンスや頭の回転が問われます。そのため、対策の仕方としては、過去のエントリーシートを参考にする、ことが有効だと言えます。
↓下記の記事に、過去のエントリーシート設問のリサーチに使えるサイトを紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
次回は、ESの書き方のコツをお伝えしたいと思います。お楽しみに!